日本のお正月に行われていた伝統的な遊びを紹介します。

 

凧あげ
日本では江戸時代頃からお正月の伝統的な遊びとして定着したと言われています。
元々は、縁起担ぎやおまじないとしての意味合いもあったようです。

凧は、各地によって色々な特色がありますが、伝統的なのは、竹の骨組みに和紙を貼ったものになります。形や模様も様々です。

かるた
「百人一首かるた」と「いろはかるた」の2種類に分類されます。
語源はポルトガル語のカードやトランプを指す「carta」から由来しているようです。
起源はハッキリしませんが、元禄時代の「百人一首かるた」が現存しています。
「いろはかるた」は、幕末に関西で発祥し、その後、江戸に伝わっていきました。

独楽こま
持ち手をひねって回す「ひねりゴマ」や、博多で生まれ のちに曲芸を見せる「曲ゴマ」としての始まりでもある「博多ゴマ」、巻貝を加工した「バイゴマ(ベーゴマ)」などの種類があります。

エジプトなどでは紀元前20世紀頃からあったようですが、日本では、平安時代の書物に初めて記載され、その時代の木製のコマが出土しています。

羽根突き
14世紀頃に中国で発祥したものが、室町時代に日本に伝来しました。
戦国時代に厄除けとしての意味を持ち、女子に贈られるという習慣が現在でも残っています。

羽子板は、装飾用の豪華なものから、実際に遊べるものまで色々あります。
綿を布でくるんで組みつけられた押絵羽子板や、布地を貼り付けたプレス羽子板、板に焼き鏝で絵を描き直接彩色した焼絵羽子板、直接絵を描いた描絵羽子板などがあります。





 


ゆっくり簡単ダイエット    占いについて  道後温泉情報