日本のお正月に行われる昔からの行事などを紹介します。

 

年賀状
「年賀状」として定着したのは、郵便制度が発足した明治維新以降で、ここ100年ほどになります。
元々は、年始回りとして新年の挨拶をして回る風習がありましたが、それが行えない遠方の人などに年始回りに変わる物として始まりました。
現在では、ただの新年の挨拶だけでなく、消息確認などの意味合いもあったりして、お正月には欠かせない習慣となっています。

お年玉
神前にお供えした丸餅を下げて、人々に分配していた事から始まります。
江戸時代頃から、目上の者から目下の者へ、今年1年を激励する という意味で金銭を与えるという形になり、現在の大人から子供に贈るお金として変化し、定着しました。

初日の出参拝
電気がなかった昔は、日の出と共に起き、日の入りと共に寝るという生活でした。
日が昇る=活動のスタートと考えられていたので、元旦(1月1日)に昇る日の出は、まさに1年のスタート。
そんな意味合いと、太陽神信仰とが合わさって、大変めでたい とされ、水平線や地平線から昇ってくる初日の出を手を合わせて拝む事で、1年間の豊作と無事をお祈りするという習慣が根付きました。

書き初め
元々は、宮中で行われてた習慣で、年が明けた1月2日に、元旦の朝に井戸から汲んだお水を神棚に供えた「若水」で墨をすり、恵方に向かって詩歌を書く習慣からきています。
座右の銘や今年の豊富などを書く行事として、江戸時代以に庶民にも広がりました。





 


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